育毛のメカニズムを知ろう!

髪はこうやって成長する

抜け毛予防や薄毛の対策として、市販の育毛剤を使っている男性は多いでしょう。しかし、育毛剤がどうして薄毛の改善に効くとされているのかご存知でしょうか。正しい薄毛対策をするために、育毛の基本的なメカニズムについて知っておきましょう。
毛髪だけでなく、人の体に生えている毛はすべて、皮膚表面から出ていて見える毛幹と皮下に隠れている毛根とに分かれます。毛根の丸いところは毛球と呼ばれ、その下部には毛乳頭と呼ばれる器官があります。この毛乳頭は、毛細血管から髪の発毛や成長に必要な栄養を受け取って毛球内部の毛母細胞に受け渡す働きをします。すると毛母細胞が分裂をはじめ、次第に毛髪や体毛が作られていくようになります。

毛髪や体毛のサイクルって何?

毛髪や体毛には、髪が伸びて太くなる成長期・成長をやめる退行期・抜け落ちる休止期のサイクルがあり、これを毛周期と呼んでいます。生える部位によってサイクルの長さは異なりますが、髪の場合は、成長期4~6年・退行期2~3週間・休止期3~4カ月とされています。休止期に入った毛が抜けるのは自然なことで、次に新しい毛が生えてくるので問題ありません。
ところが毛周期が乱れると、成長期の途中で毛が伸びずに抜けたり、休止期から成長期に移行せず発毛しなかったりします。すると次第に毛が薄くなってしまうのです。
市販の育毛剤は、栄養を与えて毛母細胞を活性化させたり血行を促進させたりして、乱れた毛周期を整え頭皮環境を改善し、発毛を促します。
しかし、毛周期や頭皮環境を整えるのは、育毛剤の効果だけでは限定的です。規則正しい生活をし、栄養バランスの良い食事を摂るなど、生活習慣を改善し身体の調子を良くすることも大切です。